世界遺産にも登録された白川郷がある白川村は、今年国立公園指定50周年を迎える霊峰「白山」の飛騨側に位置し、飛騨側から白山への登山道である平瀬道の登山口周辺は大白川とよばれ、豊かなブナの原生林やエメラルドグリーンに輝く白水湖など素晴らしい自然景観が楽しめる場所でもあります。
この一帯は飛騨森林管理署が管理する大白川国有林となっており、その一部は「白山・白川自然休養林」として指定されており、ブナ原生林の中にキャンプ場があるなど、他では味わえない魅力で多くの皆さんに森林とふれあう場を提供しています。
今般、自然休養林の利用等について話し合う保護管理協議会(会長:成原茂 白川村村長)が開催されました。(写真)
開会にあたり成原会長からは、白川村の観光として世界遺産だけでなく飛騨の白山として豊かな自然が残る大白川も観光の多極化に重要。そのためにも協議会の活性化をといったあいさつがありました。(写真)
(社)名古屋林業土木協会はこの大白川で毎年フォレスト・サポーターズ活動として会員による散策路の整備に取り組んでおり、林野庁のHPにおいて同休養林のオフイシャル・サポーターの募集があったことから、これに応募する前段として協議会にオブザーバ参加させて頂きました。
協議会に参加された清水信之飛騨森林管理署長は、国有林を活用した制度として地域の活性化につながってほしいと話されており、当協会もフォレスト・サポーターズ活動を通じて今後も地域の振興に寄与して行く考えです。