天生県立自然公園は岐阜県飛騨市と白川村にまたがり、標高1300mから1700mに位置し、高層湿原やブナの原生林、カツラの巨木など豊かな自然が残っており雪解けと共に多くの登山者で賑わいます。
同公園はそのほとんどが飛騨森林管理署(高山市:清水信之署長)が管理する天生国有林にあり、登山者が増えるに伴い外来種であるオオバコが登山道を中心に増えたため、天生県立自然公園協議会(会長:井上久則飛騨市長)とも協働して数団体でオオバコ除去に取り組んで来ましたが、市民から「私たちも郷土の自然を守る取り組みに協力したい」といった声があり、その後市民参加のボランティア活動となり大きな成果をあげてきており、今年は駐車場周辺のオオバコ除去を実施。市民ボランティアら59名が参加しました。(写真)
(社)名古屋林業土木協会古川支部(柳 七郎 支部長)では毎年この行事に協力しており今年も10名がフォレスト・サポーターズとして参加しました。
岐阜県は毎年八月八日を「ぎふ山の日」と定めており、この取り組みもこの一環として取り組まれています。特に今年は9月に開催される「ぎふ清流国体・ぎふ清流大会」の気運を盛り上げる趣向も含めて取り組まれました。
当支部ではグリーンウェイブ2012を始め、貴重な自然財産が多くある国有林を中心に自然環境の保全に向けたフォレスト・サポーターズ活動に取り組んでおり、今後も地域の一員として関係団体と協働して取り組んでいく考えです。