2014年7月6日(日)に開催致しました、森林セルフケア体験会in北大植物園の活動報告を致します。
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■日時:2014年7月6日(日)9:30〜11:30
■場所:北海道大学植物園
■天候:曇り
■参加者:13名(男性1名/女性12名)+スタッフ3名
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■担当者より
7月6日(日)、札幌における協会主催行事では、前週の講座(実地編)に続く2週連続開催でしたが、フィールドも同じ「北大植物園」にて、森林セルフケア体験会を実施いたしました。
(※開催場所の特徴は、コチラを参照下さい。→ http://j.forest-therapy.org/2014/07/-in-15.html)
今回の講師は、東京よりNPO日本森林療法協会の降矢理事が出張下さりました。
参加者は、ハーブスクールのグループで9名、札幌で開催の森林セルフケア講座(室内編&実地編)受講者から3名、会員1名...計13名を、講師1名+サポート(認定者)2名でお迎えしました。
まずは、各自入園料をお支払い...と思いきや、今回ご協力下さった女性スタッフより「人数多いから回数券を買った方が50円安く入れるよ♪」と、さすがの女性感覚に頼もしくも驚かされました。
さぁ♪...皆さんお揃いで、いよいよ降矢理事によるオリエンテーションから開始です。
いやぁ冒頭ありがちの光景ですが、【顔見知り同士のグループ】と【少数派の組】が見事に真っ二つ!?...少々不安な立ち上がりです。...しかし!!
頼りがいのある大木へ身を委ねているうちに...皆さんの緊張感がドンドン解れていきました。
道中は、降矢理事の心療内科医らしい柔らかな語り口と随所に放り込まれるオヤジ〜なギャグ連発...ところが皆さん童心に帰って木々に夢中の為、時に講師の理事だけ先を行き、渾身ギャグは北の大地へ静かに吸収されていく事も...(私)「さぁ皆さん!先生について行ってね♪...もう出発してますよ!」
広場で【樹林気功】(すわいしょう&呼吸法)を始めると心と体のバランスがスッキリ整う効果が実感できました。
この後は森の奥に入り、時間かけて"お気に入りの木"を探しに歩き始めました。
スッキリしない曇り空でしたが、逆に直射日光の遮られた柔らかさが木肌の印象をより幻想的に映し出される事実に気づき驚かされました。
そんな中、講師いわく...「一輪咲いてる時間は一日限り」という【ナツツバキ】の花が、珍しく一輪だけ咲いていて、私たち一同を可憐な笑みで迎えてくれました。ナツツバキは木肌が滑らかで清々しい冷涼感があり、私と参加者の数名は一緒にその感触から癒しを共有いたしました。
森を抜け、11時に差しかかる折、実は講師の降矢理事が別会場で講演に立たれる関係から、途中で出発されました。当初の申し合わせ通り、マネージャーの私が引継ぎまして、広場に戻り「私の木」を個々に探してもらい、15分ほど...一人の時間を過ごしていただきました。
参加者の一人は、見事に森と"同化"されていました。
最後に輪になり、皆様の気づきや感想をお伺いしました。
今回は...心拍数を上げる運動的プログラムは無く、ゆったりした散策や自然鑑賞が大半を占めた影響からか、参加者の声は視覚的な発見や感想が多かったような印象でした。
マネージャーとして関わりました私は、過去に同じ北大植物園のフィールドで、協会理事の奈須さん&飯田さん双方のプログラムを体験しておりましたが、今回の降矢さん...と、セルフケアサポーターの色と個性により癒しの手法が"千差万別・多種多様"に変動する【森林セルフケア】の奥深い可能性と楽しさの魅力を再認識いたしました。
今回参加の皆様、体験で得た森の楽しみ方や発見を活かし、身近な森でご自身に合ったセルフケアを探してみて下さい♪...また企画いたしますので、その時をお楽しみに...有難うございました。(高橋)