2014年9月28日(日)に開催致しました、「森林セルフケア体験会in北大植物園」「森林セルフケア支援研修in札幌」の活動報告を致します。
***********<体験会>**********
■日時:2014年9月28日(日)9:30〜11:30
■場所:北海道大学植物園
■天候:晴れのち曇り
■担当:奈須 憲一郎
■参加者:3名(男性2名/女性1名)
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**********<支援研修>*********
■日時:2014年9月28日(日)13:00〜16:00
■場所:北海道市民活動促進センター
■天候:晴れのち曇り
■担当:奈須 憲一郎
■参加者:5名(男性3名/女性2名)
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■担当者より
女心と秋の空(昔は「男心と秋の空」だったらしいですが)...異常に天気が変わりやすい時期だったにも関わらず、爽やかな秋の空気を感じながら森林セルフケア体験会を恒例となった北海道大学植物園で開催することができました。
しかし、体調や予定も変わりやすい時期で欠席が2名、結局3名での開催となりました。参加できなかった方々が本当に残念そうで、心から楽しみにしてくれている人がいると思うと、また開催する意欲が湧きました。
参加者のお二人は、札幌はもちろん、私の本拠地である北海道下川町も含めて何度も森をご一緒した方々なので、新プログラム「鏡の木(仮称)」を試してみることにしました。仮称となっているのは、事前に練り込んで準備したプログラムではなく、当日の朝思いついたβ版だからです(笑。
私は以前から「森林セルフケアは自然観察会ではなく自分観察会」、「木と向き合うことを通じて自分と向き合うことになる」と言っていて、それは木が自分を映す鏡の役割を果たしているってことだよなぁ...というところから「鏡の木」という名前を思いつきました。
プログラムの詳細については、バックグラウンドとなる「バックキャスティング」や「アドラー心理学」についての解説も含めて会報誌に寄稿する予定です。楽しみにしてください。
体験会は、その新プログラムを最後に持ってきて、大好評のうちに終了し、すぐ近くの「かでる2・7」の8階に場所を移して支援研修...とその前に、少し時間があったのでアイスブレイク的に簡単なカードゲームをやってみたら、こちらも好評。和やかな雰囲気で支援研修を始めることができました。
発表者は3人、サポートスタッフ1人、そして私の計5人です。発表者の方々はみなさん森での活動を既にされていて、その経験と森林セルフケアの学びとを融合する試みがなされていました。
・ 富良野方面の旅行客を対象に、森で簡単な楽器(鼻笛、草笛)を使って音を楽しんだり、川に足を踏み入れたりという感覚的なプログラム
・ 子育て中のお母さんを対象に、託児をセットにして新プログラム「鏡の木(仮称)」を早速取り入れ、焚火とおやつでコーヒーブレイクしながら傾聴的な場、ほめ合う場を設けるプログラム
・ 知り合いの引きこもりがちな人を対象に、笹刈り作業を通じて森に誘い出し、道が出来ていく達成感、五感体験をというプログラム
サポートスタッフの方の共感的なコメントがあり、様々なアイデアも飛び交い、ゆったりとしながらもあっという間に時間は過ぎていきました。終了後、みなさんサポーター申請され、北海道にまた3人のサポーターが誕生しました。(奈須)