名古屋における木材産業発祥の地として、中部森林管理局名古屋事務所では川下側の情報発信として白鳥貯木場の歴史や国産木材の普及・利用促進に取り組まれています。
今年からは「熱田白鳥の歴史館」と銘打って、多くの名古屋市民に利用されています。
また中部森林管理局では川下側の方を国有林に案内し川下と川上の交流にも取り組まれており、同館を出発地にし待ち時間に館内を見ていただくなど様々なアイデアで取り組まれています。
7月9日には「国有林作業現場見学会」として公募により一般市民や民有林関係者、木材関係者約50名がが岐阜県中津川市の国有林を見学。出発前に同館を視察されました。(写真)
また、7月17日には熱田生涯学習センターの前期講座として、「なごや環境大学共育講座 ”堀川を楽しもう!”」が同館で開催され、約30名が歴史と木材を学びました。(写真)
講座当日は台風11号の影響で外は強い雨降り。堀川を楽しむことはできませんでしたが、名古屋事務所のスタッフが事前に現地の写真を撮影しプロジェクターで見ていただくなど配慮され、主催者からは悪天候で心配したがこのような準備をして頂きありがたいといった挨拶が最後にありました。
参加者からは「平日に来てもみることができますか」などの声もあり、ゆっくりと見てみたいと話しておられました。
同館では現在「木彫・刻字作品展」を開催中。また8月29日には「王滝・木曽支援ツアー 〜木曽川源流の森を訪ねて〜」に共催の立場で協力。出発は名古屋事務所となっており、出発までの間、参加者も楽しい時間を過ごされることと思います。
王滝・木曽支援ツアーは次のURLからご覧下さい