林野庁中部森林管理局では国産材利用拡大に向け様々な取り組みを行っておられますが、このほど名古屋市の一般市民を主体として建築関係の方など広く一般募集した川下から川上の国有林などを見学する催しが開催されましたのでフォレスト・サポーターズ活動の一環としてお知らせさせていただきます。
この催しは都市部で木材を扱う人や一般市民が日頃目にする機会がない木材を生産する現場などを見学して頂き、山側の取り組みを理解して頂くとともに、国産材を使う事の意義や大切さを体感して頂くために開催されたものです。
当日は朝方強い雨降りでしたが中部森林管理局名古屋事務所の「熱田白鳥の歴史館」を見学した後、スタッフ4名を含め51名の参加者が2台のバスに分乗し出発する頃には青空も見える天気となりました。(写真)
現地では岐阜森林管理署職員と合流し伐採作業を見学(写真)したほか、中津川市加子母にある「森の合板工場」を見学されました。
参加者はほとんど名古屋市内の方でしたが、中には東京から「インターネットで検索してたらこの催しがヒットしました」と参加された方もおられたそうで、先日開催された「木曽の国有林見学会」とは違った形で川下と川上のつながりが深まる良い機会になったものと思います。