国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しています。その中の「宮の大イチイ」(幹回り690cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:牛尾光 署長)が管理する宮国有林(高山市一之宮町)の中腹にあります。
名古屋林業土木協会久々野高山支部(長瀬雅彦 支部長)では、毎年、「宮の大イチイ」への経路にある遊歩道等の補修に取り組んでいるところです。今回は、飛騨森林管理署から牛尾光署長さんと当国有林を管理する宮森林事務所の野口和幸首席森林官にも参加していただき現地で指導を受けながら、昨年の7月豪雨に伴う洪水により歪んだ木道橋の橋脚修繕及び保存林看板の立替、冷谷林道の落石除去及び草刈、などの作業に汗を流しました。
今回の活動で14年目となりましたが、当支部では今後も国有林野事業に関わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んで行きます。