名古屋造林素材生産事業協会飛騨支部は8会員で、中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動に毎年取り組んでおり、紅葉時期を前に昨年に続き、高山市朝日町の標高1,850mに位置する御岳登山道・胡桃島キャンプ場口の木道の新設と補修を行いました。
この登山道は途中で飛騨小坂口登山道に合流し五の池小屋のある飛騨山頂まで3時間30分ほどの原生林の中の静かなコースです。
当日は、胡桃島国有林を管理する飛騨森林管理署(高山市 牛尾光署長)の職員の指導を受けながら会員13名で木道の新設や老朽化した板の張り替え等を行いました。当日は牛尾署長においで頂き、作業開始に当たり挨拶や造林素材生産の発注事業の安全指導を受けた後、協会で準備した板材等の資材を荷揚げし200m程の区間で作業を行いました。
今後も飛騨支部会員は、国有林と地域が連携して森林とのふれあいや自然環境の保全に取り組んでいる箇所で、施設の整備活動等を通じて地域に貢献したいと考えています。