(社)名古屋林業土木協会富山支部(高平 剛支部長)は水源地に多く位置し公益的機能の発揮や観光資源としての保全がより求められている国有林をフィールドとして”フォレスト・サポーターズ”活動に取り組んでいます。
また、中部森林管理局と地域の安全・安心を目指し「国有林防災ボランティア協定」を締結しており、今回これらの活動について、活動をより有意義なものとするために富山森林管理署(富山市:加藤元之署長)と打ち合わせ会をもちました。
打ち合わせ会には支部会員10名が出席。富山森林管理署からは加藤署長のほか相馬次長、西田流域管理調整官など担当官に出席いただき意見交換をしました。
冒頭、加藤署長から支部の取り組みに謝意があるとともに「森林土木事業を通じた地域の振興、地域の安全・安心は重要な課題。そういった中で社会貢献活動として”フォレスト・サポーターズ”活動も重要。特に森林吸収源対策として「美しい森林づくり推進国民運動」」を支援する”フォレスト・サポーターズ”活動が広く国民運動となるよう更に各企業の団体登録や社員などの個人登録を是非取り組んで頂きたい」とPRがありました。
このあと意見交換を行い、特に富山署が地域要望をふまえ「立山」の保全に地域とともに取り組んでいる「美女平風致探勝林遊歩道の保全・整備」への協力について,22年度も一緒に取り組んで頂きたいといった要請があり、今後打ち合わせていくことにしました。
また、防災関係では災害の未然防止の面で会員からの情報提供や署と連携した活動について、会員の機動力に期待したいといった意見も出され、今後打ち合わせを持ちながら取り組んでいくことにしました。
最後に高平支部長から「こういった意見交換は林業土木事業に携わるものとしても大切であり、立山など富山県の重要な森林を管理する国有林野事業を今後も支援していきたい」とあいさつし終了しました。
支部では今後も協会員の技術や経験を生かし、国有林と地域が連携する取り組みへの協働を通じ、「美しい森林づくり推進国民運動」に取り組んでいく考えです。