富山市大沢野町は風の町といわれており、大沢野国有林は全国でも珍しい山から吹き下ろす風が河川敷を伝わり近隣の田畑に被害を及ぼさないように防風林として指定されています。
しかし、当該箇所は過去からゴミの投棄がみられ、当国有林を管理する林野庁中部森林管理局富山森林管理署(富山市:中島章文 署長)では、中部森林管理局が取り組む国有林ゴミゼロ運動として清掃活動に取り組まれていました。
今回4年ぶりの実施となり、富山支部(高平 公輔支部長)から10社11名が参加し富山森林管理署の職員の方9名とともに4班に分かれ作業を実施しました。
約1kmに及ぶ防風林内は傾斜が強く、森林が生い茂り、足元と頭上に注意しながらの困難な作業となりましが、参加者の頑張りで8m3のコンテナボックスに4割程度のゴミを運び出すことができました。4年ぶりということで、ゴミの量が大幅に増えると危惧していましたが、前回よりも減少した結果なり、この活動を継続して実施した成果を改めて実感する一日となりました。
同支部では、今後も国有林野事業に携わる団体として富山森林管理署と協働し元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んでいきます。