国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を全国で100本選定し「森の巨人たち百選」として保全しています。その中の「宮の大イチイ」NO.54(幹回り690cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:牛尾光 署長)が管理する宮国有林(高山市一之宮町)の中腹にあります。
名古屋林業土木協会久々野高山支部(長瀬雅彦 支部長)では、毎年、「宮の大イチイ」への経路にある遊歩道等の補修等に取り組んでいます。今回は、大イチイ周辺の木製歩道・階段及び木橋床板に積もった枯れ葉や苔等の除去等清掃を行った後、防腐剤の「クレオソート」を塗布し、長寿命化を図る作業を行いました。
今回の活動で16年目となりましたが、当支部では今後も国有林野事業に関わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んで行きます。