フォレスト・サポーターズ活動に継続的に取り組んでいる名古屋林業土木協会と名古屋造林素材生産事業協会の愛知支部は、合同で会員15名により定光寺自然休養林で森林交流館の駐車場や丸根山園地等の施設周辺の草刈り清掃を森林整備活動として行いました。
定光寺自然休養林は、林野庁中部森林管理局愛知森林管理事務所が管理する瀬戸国有林に開設されており、当日は愛知森林管理所からも参加頂き、開始に当たり加藤孝所長から激励の挨拶を受けました。
この休養林は名古屋市の北東、岐阜県境地区の庄内川に沿いに位置し面積は723ha、標高50m〜327mの丘陵山地で全区域が愛知高原国定公園に指定されています。スギ・ヒノキ・マツなどの人工針葉樹林とカシ・シイなど天然広葉樹林からなる森林で、東海自然歩道をはじめ、多くの登山道・遊歩道が通っており、野鳥のさえずりを聞きながら森林浴が楽しめます。近隣には、尾張徳川家の菩提寺で桜と紅葉の名所としても有名な定光寺などの史跡・名勝があり、四季を通じて名古屋都市圏の野外レクリエーションの場として利用されています。
両協会は、この休養林を訪れる皆さんが気持ちよくハイキングや自然散策など楽しんで頂けるよう、こうした森林整備等のボランティアを行うこととしています。