名古屋林業土木協会の飛騨4支部(久々野高山(6社)・古川(5社)・神岡(6社)・荘川(3社))と名古屋造林素材生産事業協会の飛騨支部(7社)は、7月25日に林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署長(岐阜県高山市:木島伸悟 署長)の間で、災害時に国有林で起きる異常を早期に発見するための協定「国有林見守り隊(みま森たい)協定」を締結しました。
この協定は、近年、短時間、集中的な降雨等の増加で、下流地域に甚大な被害を及ぼす恐れのある土砂災害など山地災害の発生が懸念される中、日々国有林内で森林整備(造林)や素材生産、治山、林道事業など様々な事業を行っている請負事業体等の関係者が、現場への通勤等で国有林内での災害や森林(林地の亀裂、通常ではない落石など)や河川(異常な濁りなど)の異変など、災害の兆候を発見した際、いち早く情報連絡するもので、協定に併せて、スマートフォンを用いてQRコードから簡単に森林管理署へ情報連絡する方法などの仕組みも整えられました。
両協会では、今後とも地域の安全・安心の確保など地域社会への貢献に取り組んでまいります。