■東京里山開拓団とは・・・
「里山」と「子ども」をつなぐボランティア活動です
この活動は、各種の子ども支援団体と荒れ放題の里山をつなぐことで、 都市近郊に自然の力で子どもたちがよりたくましく育つ環境づくりと放置された自然がより豊かな恵みをもたらすための里山整備を 一挙両得ですすめるボランティア活動です。
まだ始まったばかりの活動で、現在基盤づくりをしている段階です。基盤が出来ましたら毎月一回程度、児童養護施設の子どもたちとともに里山を開拓する予定です。自ら自然と関わり、自然の恵みをいただいて、知恵と工夫で活用するなかで生きる力や命の大切さなどを見出していけたらと思っています。(メンバー募集中です!) 詳しくはHPへ!
■里山開拓報告4月
開拓日和のいい天気の日曜日。
今回は里山初参加の2名を含めた6名が集合しました。
行きのバスの中で、今日の予定を確認。
★水タンク、畑などの場所決め、確保
★タケノコ狩り
★山桜のお花見
★里山名刺作りの検討
小足バス停からみた里山は、新緑の優しい黄緑がとても綺麗。今の季節にしか見られない春の色。と、みとれながら里山に向かう途中、麓のお宅の素敵なおじちゃんが朝採りタケノコを山盛りくださいました。新鮮な春の香り。後日、味噌味の煮ものでおいしく頂きました。
山に入ると、ニリン草や小さなかわいい草花が咲いていす。まだまだこれからいろんな花が咲くだろうな〜。第二広場では、代わる代わる展望台に上って、終わりかけの山桜を鑑賞しつつ、里山の夢や希望を語り合う。頂上に到着。早速、3組に分かれて、開拓開始。畑の場所確保組。切った木を整理組。トイレの場所確保組。のこぎりで木を切っていく。切った後の幹からは、水が出てくるんですね、生きてます。切った木達は薪にしたり、木版にしたり・・・生まれ変わります。
11:00 お楽しみのお昼。青空の下、みんなで食べるお弁当は美味しいし、話も弾んでいろんなアイデアが出てきて、楽しい時間。12:00 過ぎ。団長が一足先に山を下りて行ったあと、再び作業開始。1:00 作業終了。さらに広がった斜面を眺めながら喋ったり、ツルにぶら下がって遊んでいたら、バスの時間が迫ってきて、慌てて下山。無事、1:40のバスで高尾駅に向かいました。
天気にも、参加人数にも恵まれて 作業も進み、水タンクが置ける奇跡のくぼ地もみつかり、今後の開拓がいよいよ進みそう。
次回は、畑を耕し、水タンクの足場を固めて、秋の里山活動にはずみをつけたいですね。
(やす)