2月14日は東京ではこの冬初の積雪となり、とても寒い日でしたが、フォーラムは300名を超える参加者で、会場は熱気に包まれました。
まず、パン・ギムン国連総長の国際森林年に関するメッセージをビデオ上映、続いて沼田林野庁次長が「国際森林年」のねらいと日本の役割について説明しました。また、経団連自然保護協議会会長の大久保氏は、「国際森林年」と「国連生物多様性の10年」の初年である今年、どのような取組がのぞまれるか述べました。
C.W.ニコル氏の基調講演では、美しい森の映像にうっとりし、未来に豊かな森を引き継ごうという思いを会場全体で共有できたと思います。
パネルディスカッションでは、学術の立場から武内国連大学副学長が、産業界の立場から真下経団連自然保護協議会顧問が、民間の立場から生物多様性条約市民ネットワークの川廷氏が、それぞれ取組を報告し、美しい森林づくり全国推進会議事務局長である宮林東農大教授による進行で実りあるディスカッションとなりました。
さらに、国連大学ビル1階の地球環境パートナーシッププラザで行われた懇親会で、登壇者・参加者がわきあいあいと語り合い、「国際森林年」を契機にさまざまなムーブメントを起こしていこうという希望に満ちた空気の中、閉会となりました。
当日ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。