協会青年部(五十君正人 部長)では地域が国有林を活用して様々な取り組みをされている行事に協力する形で毎年研修会を”フォレスト・サポーターズ”活動の一環として実施しております。
今年は伊勢神宮の第62回式年遷宮の年であり、東濃森林管理署(中津川市付知町:間島重道 署長)が管理し御神木が伐り出された「木曽ヒノキ備林」のある地域では「御神木の里」として、地域が国有林と強い絆で結ばれて地域で様々なツアーなどに取り組まれています。
青年部ではこういった記念すべき年に、東濃森林管理署とも連携し地域のツアーでも活用される「木曽ヒノキ備林」内の「二代目大ヒノキ」散策歩道の整備に取り組むことにしました。
研修は内宮の遷御が営まれる10月2日に実施することで、よりメモリアルなものにしていく考えですが、研修会だけでは作業が完了しないことから、このたび事前の準備作業を付知、中津川の青年部会員8名が東濃森林管理署森林ふれあい担当の鈴木智晴さんの指導を受けながら、急な階段の歩道から緩やかなスロープの歩道に付け替え(写真)する作業を実施しました。
研修会当日は現地までは徒歩でしか入れないために、人海戦術で砂利等を運び新たに作設した歩道を更に整備するほか、各地から集まる部員に御神木伐採跡での説明や二代目大ヒノキなどの視察も予定し、三重県伊勢市「伊勢神宮」と中津川市「御神木の里」を結ぶ行事にしていきたいと考えています。