名古屋林業土木協会古川支部(谷上 祐志 支部長)では会員5社10名が、飛騨森林管理署 日置順昭 森林技術指導官、同署古川森林事務所 荒井宣仁 首席森林官とともに、貴重な自然が多く残り、岐阜県の宝ものにも選ばれている天生湿原の散策歩道をフォレスト・サポーターズ活動の一環として整備しました。
この湿原は飛騨森林管理署(高山市:清水信之署長)が管理する天生国有林にあり、天生県立自然公園にも指定されています。
10年近く前、天生湿原は増える登山者の影響でオオバコが登山道を覆い、湿原は乾燥化が進みイヌツゲの侵入も見られるなど、湿原環境が大きく変化してきましたが、協議会を始め関係者の努力や地域住民が地域の貴重な自然財産を地域で護ろうとオオバコ除去などの活動をした結果オオバコは激減、当支部も設置した木道が湿原への水の流れを妨げているといった指摘を踏まえ、木道整備に飛騨森林管理署と協働し取り組んできました。
今回の作業は資材をボッカして現地に運び上げる作業から始まり、その後現地で補修作業(写真)と結構きつい作業でしたが、なんとか今年の予定を終了することができました。
最後に避難小屋横で谷上支部長カメラマンが記念の写真を撮影しました。(写真)
当支部では今後も地域の一員として、素晴らしい自然が残る国有林の保全と利用に寄与するために、飛騨森林管理署と協働し取り組んで行く考えです。