一般社団法人名古屋林業土木協会(名古屋市:梅田豊会長)は、東日本大震災から3年目を迎えた翌日の12日、第48回定時総会を開催しました。当協会は一般社団法人移行にあたりフォレスト・サポーターズ活動を公益目的支出計画に一つに計上するなど、社会貢献活動に取り組んでおり、事業の報告とともに26年度計画について報告等を行いました。
総会に先立ち、東日本大震災の犠牲者の方々のご冥福をお祈りし黙祷を行うとともに、「勉強会」をもち、中部森林管理局 山元康則 次長(名古屋事務所長)<写真>を始め、乾光一治山課長、曽我義孝専門官からお話しを頂くなか、会員意識の向上に取り組みました。
勉強会では協会が取り組むフォレスト・サポーターズ活動が国有林と地域を結び、地域の振興にも寄与しているといった評価や、長野県西部地震発生から今年9月で30年を迎えるといったお話しもあり、中部森林管理局では王滝村の復旧工事地の見学やシンポジウムなどの企画について検討される旨のお話しもありました。その後、コンプライアンスの徹底について総会確認のお話しをされた三尾秀和副会長から、森林の復元に取り組まれている長野県西部地震の現地見学など意義あることとして、協会として協力することをみなさんで確認しましょうと提起され、全員の拍手で確認がされました。
総会を終え、26年度においても協会として安全・技術対策委員会、環境・社会貢献委員会及び青年部といった組織的な取り組みで、フォレスト・サポーターズ活動などに取り組んで行きます。