林野庁中部森林管理局では管内国有林において、社会貢献活動の一環として災害時等における防災ボランティア活動や森林づくり活動及び地域と連携した活動を奨励しています。
これは国有林の役割の一つとして、活動を通じた国民の森林づくりを推進、地域の振興に寄与することを目的にしており、活動の奨励としてこのたびを顕著な功績があった16の企業や団体等に対する局長感謝状の贈呈が同局で執り行われました。
名古屋林業土木協会(梅田豊 会長)では、レクリエーションの森など地域と国有林が連携する場でフォレスト・サポーターズを通じた各種社会貢献活動に取り組んでおり、この日の感謝状贈呈においても協会青年部を始め支部の活動などに対し感謝状を頂くことが出来ました。(写真は古城山国有林での取り組みが評価され感謝状を頂く宗宮正和 岐阜支部長)
感謝状の贈呈後、鈴木信哉中部森林管理局長(写真)からは「外国の方が日本の緑に接し、日本は緑の列島、こんなに緑が多いのになぜ木材を輸入するのかと聞かれる」といったことを紹介される中、「みどり、水、空気、そして安全はただといった意識がある。見ているだけでは(これらは)確保できない。皆さんの活動は直接的なメリットはなくとも、地域や国民のために重要な役割を担っていることをおり、みどり、水、空気、安全を守る取り組みとしては今後も取り組んで頂きたい。」と挨拶がありました。
審査の状況について高信好彦総務企画部長から、今回は企業から64件、団体から28件の計92件の活動が提出され、厳正な審査の結果40件の活動が感謝状贈呈の対象となり、うち特に顕著な活動ととして16件ついて局長感謝状を授与することになった旨説明がありました。
なお、残りの24件は署(所)長感謝状として25日から28日にかけ各署(所)で贈呈されることになっています。
協会では環境・社会貢献活動検討委員会を中心に、今後もフォレスト・サポーターズ活動として、森林づくりや地域の振興に寄与する同局の取り組みに積極的に携わって行くことにしています。