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■日時:2014年4月19日(土)13:00〜15:00
■場所:水元公園
■天候:晴のちくもり
■参加者:1名(男性1名)+サポートスタッフ1名
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■担当者より
新緑の美しい東京都立水元公園で、セルフケア体験会を開催しました。
水元公園は、葛飾区東金町にあり東京都が管理する公園です。広さは、92.2ha、ポプラ並木やメタセコイヤの森、ハンノキなど水辺に強い植物が水郷景観を作り出しとても開放感のある公園です。
金町駅のバスターミナルから水元公園行のシャトルバスに乗り、約十分ほどで水元大橋・噴水広場前につきます。この噴水広場合前が集合場所です。今回の参加者は男性1名ですが、公園近くに実家のある女性のサポーターがサポートスタッフとしてさん手伝っていただけたので、3名で実施しました。
公園の案内図を参加者に渡して、自己紹介を兼ねて今日の予定を説明し出発しました。小合留の水郷風景を眺めながら少し歩いたところのメタセコイアの林で、聞香(香道で使われる言葉で、静かに心を落ち着かせて森の香りに心を傾けること)を行い、森の香りや、鳥や風の音、静かに目を開けて寝たまま空を眺めてもらうことで、下から眺めたメタセコイアの樹体と青空を視覚で感じるなど五感を感じてもらいました。
起き上がってからは、サポートスタッフの提案でメタセコイアの若葉の感触を楽しみました。何とも言えない優しい感触に、3人とも我を忘れて触り続けていました。
しばらく開放的な小合留に沿って歩いた後、水元公園の象徴でもあるメタセコイアの森に入りました。生きた化石と言われるメタセコイアが約1,800本、都立公園では最大級だそうです。また、ここにはラクウショウの森もあります。新宿御苑のラクウショウと違って地面が比較的乾いているのか気根の独特の造形が見られないのいが残念でした。足元には和製ハーブのカキドオシが群生していて、今日の参加者はサーブ検定1級の資格があるということで、しばしハーブ談義を行いました。
後半は、曇りがちになり風も冷たくなってきましたが、樹林気功を行ったあと広大な中央広場でひとりの時間をとって終了しました。
参加者は一人でしたが、サポートスタッフと合わせて3人が和気あいあいで、参加者も十分に楽しめた、と言っていただいたのがなによりでした。(山野)