中部森林管理局では国有林が国民の森林として地域振興に寄与しているレクリエーションの森などを中心に、5月30日に展開される530(ゴミゼロ)運動にあわせ、各署等で国有林ゴミゼロ運動に昨年から取り組まれており、フォレスト・サポーターズ活動に取り組む当協会(梅田豊 会長)としても、富山県、岐阜県及び愛知県下の8カ所で各支部が関係する森林管理署等と協働し協力しました。
このゴミゼロ運動は愛知県豊橋市から始まったこともあり、愛知森林管理事務所(宮口裕之 所長)では平成18年から取り組まれており今回で9回目になります。
このうち愛知森林管理事務所では例年、都市近郊林として利用する方が多い「定光寺(じょうこうじ)自然休養林(愛知県瀬戸市 瀬戸国有林)」で清掃活動に取り組まれ、瀬戸市など全体で45名が参加しました。(写真)都市近郊林ということもあり、生活ゴミの不法投棄が多く、当日もソファーやテレビ、それに少し書くのがはばかれるものも。
また、富山森林管理署(加藤昭広 署長)では剱岳の登山基地としても有名な「馬場島(ばんばじま)」(富山県中新川郡上市町 早月国有林)において実施され、上市町役場(伊東尚志 町長)と富山森林管理署そして協会富山支部(高平剛 支部長)から34名が参加。雄大な剱岳方面の景色をバックに清掃活動に取り組みました。
当日の取り組みの様子は中日新聞や北日本新聞などの取材もあり、31日の北日本新聞の朝刊には「6月1日の剱岳山開きを前に景観美化に努めた」など、国有林と地域が協働した取り組みが紹介されました。