2014年6月1日(日)に開催致しました、森林セルフケア講座in東京〜実地編の活動報告を致します。
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■日時:2014年6月1日(日)10:00〜16:30
■場所:新宿御苑
■天候:晴れ
■参加者:12名(男性4名/女性8名)
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■担当者より
新宿御苑は久しぶりで、以前の体験会では黄色く綺麗に色づいたイチョウの下で集合しましたが、今回は美しい緑の中で参加者の皆さんは時間通りに集まってきました。
全員で御苑の中に入り佐藤理事から今日の説明があった後、各自で簡単な自己紹介を行いメンバーを6人づつのふた班に分かれて、佐藤理事の班と、僕の班にはサポートスタッフの原田サポーターがついてそれぞれプログラムに入りました。
新宿門から入るとすぐ右手に見える立派なヒマラヤシーダの三角錐に広がった枝の中に入ると、そこは涼しい木陰になってる空間があります。そこで五感を高めるために横になって木の香りや鳥の声、風などを感じてもらいました。20分ほどして静かに目を開けて寝たまま空を眺めてもらうと、「木や空がより鮮明に見えるようになった」と言う声が聞かれました。そうです、日常の生活から非日常の生活へのオンからオフへの切り替えが出来たのです。五感が高まったところで「母と子の森」に入りました。ドクダミの白い花を押分けるかのようにラクウショウの気根の様々な造形にしばし歓声。ラクウショウの柔らかい若葉を触ったり、様々な色合いの新緑を楽しみながら森を歩きました。
落葉の森から常緑の森に移って、ふた班は合流しそこで僕が樹林気功、佐藤理事が呼吸法を行いました。呼吸法では涙が出たと感想を述べてる参加者もいました。
あとは、運動療法的にただひたすら20分ほど歩いて、脈拍を確認して各自思い思いに昼食となりました。
午後は班を入れ替えて、各班ごとにコースを選んでプログラムに移りました。僕は、日差しを避けるため木陰の多いコースを選んで歩き、常緑の森で各自が好きな木にもたれかかって木から受ける生命エネルギーを感じてもらいました。
再び母と子の森を別ルートで歩き、最初のヒマラヤシーダのところに戻って一人の時間を過ごしました。
佐藤理事の班も合流し、最後に今日の思いをシェアするために、三つのグループに分かれてカフェ方式で今日の一日を振り返りました。全体を通してゆったりとした時間の流れに、普段は味わえないような心の開放感を感じたという感想が多かったと思いました。
帰るときの皆さんの爽やかな笑顔が印象に残っています。
(山野)