岐阜県美濃市(武藤鉄弘 市長)は美濃和紙の産地として、また「うだつのあがる町並み」として知られています。その美濃和紙の本美濃紙が11月27日、「和紙 日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産としての登録が決まりました。
喜びに沸く美濃市には清流長良川と長良川に合流する板取川が流れており、市街地には美濃市民憩いの場として古城山「やすらぎの森遊歩道」などがあり、うだつがあがる町並みとともに自然豊かな町です。
この古城山は岐阜森林管理署(下呂市:森川誠道 署長)が管理する古城山国有林となっており、名古屋林業土木協会岐阜支部(宗宮正和 支部長)では、美しい森林づくり推進国民運動が始まりフォレスト・サポーターズに協会が登録した平成21年以降、継続してこの遊歩道整備に取り組んできました。
当日は岐阜森林管理署から大坪 幸治 次長が、美濃市からは平林 明博 産業課課長補佐(林業振興係兼任)にもお越し頂き、岐阜支部からは18名が参加し3班に分かれて歩道整備や危険な枝の処理など作業しました。(写真)
古城山遊歩道のスタート地点でもある美濃市運動公園にはグランドゴルフを楽しむ沢山の市民がきておられ、作業に向かう会員に「古城山は良く登る山なので歩道が良くなってありがたい」など声をかけておられました。
作業は11月最後の日でしたが、小春日和のあったかな日曜日となり、紅葉の輝きももう最後かなと思う景色をバックに、ユネスコ登録オメデトウの気持ちを込めてエールを送りながら全員で写真を写しました。
岐阜支部では今後とも地域と国有林が連携し、森林にふれあう取り組みにフォレスト・サポーターズとして協力していく考えです。