名古屋市には高齢者の教養の向上を図り、生きがいを高めるとともに、社会的活動への参加の促進に寄与することを目的に、高年大学「鯱城(こじょう)学園」が昭和61 年4 月に開学され、修業年限は2年で1学年当たり約570名の定員となっております。
同大学では相互学習とふれあいの場を広げるためにクラブ活動に取り組まれており、今回「社会研究クラブ」の41名が「熱田白鳥の歴史館」及び周辺の史跡を見学されました。
これは「熱田白鳥の歴史館」を訪れた同大学の生徒さんが、是非クラブ活動で見学したいと関係者とともに事前視察され、本日の見学となったもので、同館内で千葉求副所長から白鳥貯木場を中心とした林業の歴史について映像を交えた説明を聞き(写真)、その後、今も残る史跡など同館周辺を見て回りました。
参加された方は名古屋城築城や木材産業を支えた堀川と白鳥貯木場の話しに大変興味を持って聞いておられ、駐車場入口に今年設置した看板の前では、目の前の道路を貨車が走っていた話しや、今は道路の所に跳ね上げ式の「稲荷橋」があった写真や話しを聞いて驚きの声をあげておられました。(写真)
熱田区では今月11日(日)に白鳥公園で「熱田区民まつり」が開催されますが、名古屋事務所ではボランティア団体「フォレストサークルあいち」と協働し、イベントや同館の見学など地域と一緒になって都市部の方へ川上の情報発信に取り組まれます。