名古屋城築城に伴い開削された堀川に沿う木材産業発祥の地、日本最大・最古の貯木場跡として 木材情報の発信などに取り組まれている林野庁中部森林管理局名古屋事務所の「熱田白鳥の歴史館」が、事務室仕様にした天井などを取りはずし、照明も水銀灯からLEDに代えるなど、より環境にやさしい形でリニューアルされました。
17日に開催した協会理事会終了後、リニューアルされた同館を理事が視察させて頂き、ヒノキを基材とした大断面構造用集成材による壁材、天井材を見せて頂き、改めて木材の良さを感じるとともに、視察した理事からは、木材情報発信の場所としてよりふさわしい姿になったといった声が聞かれました。
この建物は旧名古屋営林支局の多目的ホールとして平成4年に建築されたもので、理事の中には当時の工事に携わった関係者もおられ、設計などから難しい工事だったと思い出されながら、元の姿を見ることができことを喜んでおられました。(写真)
18日にはリニューアル後最初の団体見学として「名古屋歩いて知ろう会」の歴史学習として40名の方が来館され、映像も多用しながら名古屋城築城にまつわる歴史や木材利用の話しに聞き入っておられました。(写真)
同館は取り組みを始めた平成26年4月から28年1月末の累計で2,222名の来館者があるとの説明もあり、27年4月からで見ると実に1,531名の来館者とお伺いし、リニューアルされた同館をみて、28年度は更に多くの方が訪れるものと感じました。
一般社団法人名古屋林業土木協会(会長 梅田 豊)では今後とも同事務所の取組にフォレスト・サポーターズ活動の一環としても協力して行く考えです。
同館の取り組みは次のURLからご覧下さい。