国有林では、次世代への財産として健全な形で残していくべき代表的な巨樹・巨木を「森の巨人たち百選」として選定しています。その中の「宮の大イチイ」(幹周り690cm、樹高25m)は、林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(高山市:和佐英仁 署長)が管理する宮国有林(高山市一之宮町)の中腹にあります。
名古屋林業土木協会久々野高山支部(長瀬 雅彦 支部長)では、「宮の大イチイ」付近の遊歩道整備、ベンチ補修などを実施しました。
当日は、飛騨森林管理署より小枝幸博森林技術指導官と宮森林事務所の野口和幸首席森林官にも参加いただき、会員企業7社から16名が参加し総勢18名により実施しました。森林官からの要望により遊歩道で大イチイを周回できるよう一部未整備の箇所に丸太杭を利用し階段を設置するとともに、破損したベンチの補修等を行い汗を流しました。
今回の活動で13年目となりましたが、当支部では今後も国有林野事業に携わる団体として、元気な森づくりの取り組みにフォレスト・サポーターズ活動として取り組んで行きます。