林野庁では、優れた自然景観を有し森林浴や自然観察等に適した国有林を、「レクリエーションの森」として設定し、国民の保健休養の場として提供してきています。その中で特に魅力的で観光資源としての活用が期待される箇所が、「日本美しの森」として全国93箇所選定されています。中部森林管理局管内では10箇所が選定されており、その中一つが飛騨森林管理署(高山市:牛尾光署長)が管理する飛騨白山白川郷自然休養林(岐阜県白川村平瀬)です。
名古屋林業土木協会荘川支部(小坂健太郎 支部長)では、その自然休養林内にある「白水の森」整備に取り組みました。今回で13回目となる取り組みは、飛騨森林管理署白川森林事務所の中屋和幸森林官のご参加いただく中、会員9名により遊歩道周辺の枯木の除去、遊歩道や芝生広場の草刈り、危険箇所への立ち入り禁止ロープの補修などに取り組みました。
「白水の森」はこれから夏山シーズン最盛期を迎えるなか多くの人が訪れ素晴らしい自然を満喫していただけることを願って終了しました。
当協会は、国有林における「レクリエーションの森」オフィシャル・サポーター制度に基づき、飛騨白山白川郷自然休養林「白水の森」整備等に関する支援協定を結んでおり、引き続き支援活動に取り組んでいくこととしています。