(社)名古屋林業土木協会愛知支部(安藤 勝啓支部長)は、”フォレスト・サポーターズ”活動を始め国有林防災ボランティア登録を通じた活動について、中部森林管理局愛知森林管理事務所(井上 隆裕所長)と打ち合わせ会・意見交換会を開催しました。
これは当協会が昨年”フォレスト・サポーターズ”の団体登録をし、国有林をフィールドとした様々な活動を地域や愛知森林管理事務所と連携し取り組んで来ており、取り組みを更に充実することを目的に開催したものです。
意見交換に先立ち井上 隆裕所長から、「愛知事務所として地元や地域が元気になる施策に取り組んでおり、安全安心な地域作りに向け皆さんと協働していきたい」と挨拶があり、さらに「森林吸収源対策としての「美しい森林づくり推進国民運動」をより広く国民宇運動とするためにも各会社において”フォレスト・サポーターズ”の団体及び個人登録を積極的に取り組んで頂きたい」といった登録の推進に向けたPRがありました。
意見交換では今年10月に愛知県で開催されるCOP10の話題などを始め、地域から国有林を活用し、生物多様性につながる森林づくり運動が計画されているなど幅広い情報の交換ができ、今後も国有林と地域が連携した取り組みに愛知支部として積極的に協力して行くことになりました。
とりわけ愛知森林管理事務所は愛知県瀬戸市の定光寺を始め犬山八曽といった都市近郊林の自然休養林を管理しており、市民の関心も高いことから森林と住民をつなぐ催しも多く、井上所長は「水と空気はタダだという誤解にさらされていますが、みんな森林のおかげ。その森林を国民みんなに感じて頂く取り組みが大切」と”フォレスト・サポーターズ”活動への期待の言葉がありました。
4月29日には定光寺自然休養林でCOP10協賛行事として、愛知森林管理事務所や名古屋事務所による「みどりのフェスティバル」が計画されており、当協会も子供たちに人気の「かんなくずプール」などに”フォレスト・サポーターズ”として多くの市民の皆さんに森林を体感して頂けるよう協力していきます。