林野庁中部森林管理局東農森林管理署(木島伸悟 署長)では毎年「国有林ゴミゼロ運動」として5月30日を中心にして付知峡自然休養林内の林道沿線で、ゴミ拾いのほか草刈りなどを実施してきました。
今回コロナ禍で3年ぶりに署員の方や地域のボランティア団体とともにフォレサポ名古屋として、名古屋林業土木協会の付知、中津川および坂下の3支部、名古屋造林素材生産事業協会東濃支部からも21名が参加し5月30日総勢50名で実施されました。
開催にあたり木島署長からはゴミゼロ運動の趣旨や東農森林管理署では「林道安全の日」として取り組まれてきたことなどを紹介されながら、「多くの方が豊かな自然に触れる付知峡自然休養林が安全に楽しめるよう皆さんの協力をお願いします」と挨拶されました。
付知峡自然休養林は裏木曽県立自然公園内にあり、付知川の清流、大小様々の滝、清流に沿って生育する木曽ヒノキ、シデ、カエデ等の針広混交林の天然林と、人工林が渓谷美をなし、キャンプや自然観察など森林レクリエーションの場として親しまれています。それに「ランプの宿」として人気が高い渡合温泉があり、自然を楽しむ方たちが多くの方が訪れるいます。
参加者は4班に分かれてゴミ拾いのほか林道に張り出した枝の除去や、草刈り、それに橋の排水溝の清掃などに取り組みました。
初夏とはいえ岐阜県は今年3回目の最高気温が30度を超える真夏日に。参加者は間隔が保てるところはマスクなしで作業するなど、熱中症対策にも気を遣いながら活動されていました。