林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(岐阜県高山市:牛尾 光署長)が管理する穂高国有林は奥飛騨温泉郷新穂高温泉や西穂高岳、槍ヶ岳が所在する国有林で、治山工事等のため開設された左俣林道は新穂高温泉から北アルプスの笠ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳等へ至る裏銀座コースの登山ルートとして利用されており、槍ヶ岳や穂高連峰が鏡のように映る鏡池の絶景も見られ多くの登山者が通行します。
コース上の山小屋は7月10日から営業を始め、梅雨も明け本格的な夏山シーズンに入った7月21日に名古屋造素協飛騨支部は会員9名と飛騨森林管理署職員6名で、左俣林道ゲートからわさび平小屋までの3.9kmの区間の枯木等を除去する登山道整備を行いました。
飛騨森林管理署職員の指導や交通整理をして頂き、登山者等が安全に通行出来るよう、沿線の倒木や落下の恐れがある枯木や枯れ枝をチェンソーやはしご、ロープ等を使い伐倒・整理する作業を行いました。
当日は多くの登山者の往来があり、ねぎらいの言葉もかけて頂き、意義のある活動となりました。協会は、今後も地域・国有林と連携し、森林整備活動等の取り組みにフォレスト・サポーターズとして協力していく考えです。