12月27日で御嶽山が噴火して3ヶ月になります。
御嶽山とともに生きる木曽地域は、例年スキー客が多く訪れる時期を迎えていますが、御嶽山噴火災害により地域経済に大きな影響が出ています。スキー客も少なくなっています。
こういったことから長野県では「つながろう木曽」として木曽復興を応援する運動に協力を呼びかけており、林野庁中部森林管理局(長野市:奥田 辰幸 局長)では取り組みを支援するため、農林水産省職員へ長野県のとりくみなどを情報発信されるとともに、今年の長野県は自然災害が多発していることから、木曽以外の被災地域にも「是非おいで下さい」と呼びかけています。
中部森林管理局名古屋事務所(山元 康則 所長)では、都市部にある事務所として川上の情報発信にも取り組まれており、同局の取り組みを踏まえ木曽地域のスキー場ポスターの掲示について一般社団法人名古屋林業土木協会と連携し、「がんばろう木曽」といった説明ポスターを添え、協会外壁の東濃ヒノキを使用した木製掲示板に掲示し、木曽地域のPRに取り組まれました(写真)
ポスターは同局の木曽森林ふれあい推進センター(岩本道彦 所長)が観光協会と打合せて手配するなど、上下流が連携した取り組みとなっています。
掲示板の一部はスキー場ポスターではなく、中部森林管理局などが公募したカラマツ紅葉写真の入選作を掲示していますが、これは、木曽郡王滝村にあるスキー場「おんたけ2024」は、現在もゲレンデの一部が噴火に伴う立入規制区域内に入っているため開業を見合わせており、関係者は一日も早い開業を目指していることから「開業の暁にはポスターを掲示するスペースに」と残しているものです。
掲示板は歩道脇にあり、多くの方に見ていただき少しでも木曽のこと、御嶽山のことを名古屋の皆さんにPRできればとの気持ちで取り組まれています(写真)
長野県の取り組みについてはは「詳しくはこちら」からご覧下さい。
フォレスト・サポーターズをご覧の皆さんも是非訪れて下さい。