岐阜県で開催された第39回全国育樹祭では、全国育樹祭に向け、県内5地区で伐採した丸太を主会場まで運ぶ「百年の森づくりリレー」が実施され育樹祭に向けた気運を大いに高めました。リレーの出発式が執り行われた中津川市付知町にある中津川市立付知中学校では、毎年1年生が森林教室に取り組んでおり、このほど1年生56人が林野庁中部森林管理局東濃森林管理署(中津川市付知町:高塚慎司 署長)が管理する裏木曽国有林にある「木曽ヒノキ備林」を見学しました。(写真)
この取り組みは「ふるさと付知の産業として古くから深く関わってきた森林に関心をもち、緑のよさを知り、緑を守り育てる活動を通して、自然や人を愛する豊かな心を養う」といった目的で5月には木材のことを、6月には木製品作成を、そして今回の見学があり、11月には育林の実習体験があります。
今回の見学ではヒノキとサワラの合体木(写真)や二代目大ヒノキの見学もあり、名古屋林業土木協会付知支部(三尾秀和 支部長)ではフォレスト・サポーターズ活動の一環として、移動トイレを軽トラックに乗せた「トイレカー」を準備し催しに協力しました。
同支部では31日にも裏木曽国有林を地域の方が歩く「はつらつウォーキング」協力し、市民と森林とのふれあいに協力することにしています。