2016年4月30日(土)に開催致しました、森林セルフケア体験会in明治神宮につきまして、今回はサポーターの田川さんより活動報告をお届けします!
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■日時:2016年4月30日(土)10:00〜12:00
■場所:明治神宮
■天候:晴れ
■参加者:5名(男性3名/女性2名)
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■担当者より
新緑のすがすがしい気候のもと、明治神宮の杜でセルフケア体験会を開催しました。
明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社で、「永遠の森」を目指した壮大な計画のもと、大正4年から造営工事が始まりましたが、全国から植樹する木を奉納したいと献木が集まり、北は樺太(サハリン)から南は台湾まで、日本だけではなく満州(中国東北部)朝鮮からも届き、全部で約10万本の木が奉献され延べ11万人に及ぶ青年団の勤労奉仕により植林することによって、代々木の杜が誕生しました。
当時その種類は在来種等を含め365種でしたが、東京の気候にそぐわない種類もあり、現在では234種類になりました。今や、東京ドーム15個分の杜は、まるで自然林のように大きく豊かに成長し、平成25年の「鎮座百年記念 明治神宮境内総合調査」では、日本新発見の昆虫(ジングウウスマルヒメバチと命名)が報告されたほか、数多くの絶滅危惧種や、都会には珍しい生物がいることが報告されました。
今回は5名の参加で、講師1名の合計6名で実施しました。
5月晴れの湿気が少なく、暑くも寒くもないちょうどよい気温で、気持ちよく体験会を実施することができました。
明治神宮南門に集合して、自己紹介を兼ねて今日の予定を説明し出発しました。
途中で大鳥居の台湾檜の香りをかいでいただきました。
お日和が良く、結婚式が多数行われており、外国人の関心をひいていました。
森の中に入り、自然への気づきを様々な感覚を使って理解していただきました。
森の途中で、檜を伐採してチップにして敷いているところで、参加者から檜の香りをかいで、気分がすっきりしたという感想をいただきました。
広い芝生広場で森林セルフケア体験として、各自で場所を決めて30分間ほど自由に横になって、セルフケアの時間をとりました。