段戸国有林は林野庁中部森林管理局 愛知森林管理事務所(新城市:丸山和久 所長)が管理し、人工林ヒノキを始めとした優良材を多く産出するとともに、「ふれあいの森」など国民参加の森林づくりに取り組まれている森林です。
その中には「漁民の森林づくり活動」として10年以上、川下と川上の交流の場となっており、水源林としての役割にも大きな期待があります。
名古屋造林素材生産事業協会愛知支部(支部長:山本勝利 新城森林組合長)では、今年8月11日が「山の日」に制定され初めての祝日になることを記念し、ここ段戸国有林において愛知森林管理事務所と協働し、水源林の環境整備にフォレスト・サポーターズ活動の一環として取り組みました。
当日は支部会員である(有)サンアイ、設楽町森林組合、豊田森林組合及び新城森林組合から35名が参加。(写真)
都市部からも比較的近いこともあり過去に投棄されたゴミなどを回収(写真)したほか、森林の管理はもとより森林とのふれあいに重要な役割を果たす林道の除草などに取り組みました。
心配された雨もなんとか持ちこたえてくれ、約5時間の作業でたくさんのゴミ回収と林道の整備をすることができました。
支部では森林被害対策ボランティアとしての情報提供や森林パトロールなど、今後も森林づくりの一環として水源林の環境整備に取り組んで行く考えです。