名古屋市熱田区では毎年10月の第二日曜日に、区民まつり「にぎわい秋まつり」が開催されますが、今年は昨年までの白鳥公園(屋外)から隣接する名古屋国際会議場のイベントホールがメイン会場となりました。
会場近くに所在する中部森林管理局名古屋事務所も、市や区、警察、消防など35程の組織・団体と共に出展されました。
今年も名古屋事務所のブースでは、サクラの枝を使ったストラップ(モックン)づくりに200名を超える市民が来場・体験され大盛況の状況でした。
また、名古屋事務所内の「熱田白鳥の歴史館」において間伐材を利用した「ミニイスづくり」も行われ、名古屋事務所のブースで受け付け後こちらへ移動して体験されました。
こちらも毎年大好評で、先着40組限定の為イベントホールの開場前から希望者が並び始め、受付開始後数十分で申し込みが埋まってしまうほどでした。
私たちフォレストサークル・あいち(FCA)は、今年もこの「ミニイスづくり」の指導協力をさせていただきました。
一回10組づつとし午前と午後に渡り四回(各回1時間)行いましたが、四歳の男の子がFCA隊員のサポートを受け上手にドライバーを扱ってマイ椅子を組み立てたり、親子や兄弟姉妹で競い合ったり、「孫のために持って帰るんだ!」と奮闘する祖父母もおられたりと、微笑ましい情景があちこちで展開されていました。
私たちFCAも、例年の取り組みにより徐々に「組み立てマニュアル」や「指導のスキル」を向上させつつ対応してきましたので、今回も皆さんほぼ時間内で立派に完成させて、笑顔で持ち帰っていただくことが出来ました。
名古屋事務所に協力させていただき、参加された市民の皆さんが木に触れ木を使ったモノづくり体験のお役に立つことができ、今回参加した10名の隊員一同も楽しく充実感ある1日を終えることができました。