日本三大山城の一つ岩村城趾を取り囲む形で岩村国有林があり、地域の貴重な観光資源となっています。
今年も、コロナ禍により同地で例年開催されていた「岩村城趾 薪能」は中止となりましたが、私たちの取り組みは地域からも期待されており、中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動の一環として、「山の日」を記念し、地域と国有林がつながる場所岩村城趾周辺において森林づくり活動にコロナウイルス感染防止対策をとって取り組みました。
当日は、開会式に三尾秀和付知支部長(名古屋協会会長)恵那市岩村振興事務所の福平所長、東濃森林管理署岩村森林事務所の下島首席森林官からご挨拶をいただき、岩村城趾周辺の草刈り、駐車場からの雨水対策、国道から城趾までの市道沿線の刈り払い、薪能舞台周辺の草刈りなど分担して実行しました。作業中も、家族連れや若者のバイクグループなど大勢の観光客が訪れ、安全に注意しながら作業を進め、観光客の皆さんからも「猛暑の中ご苦労様」など声をかけていただきました。
コロナ禍ですが、岩村城趾を訪れる人は減っていないとのことで人気の観光地となっています。協会は今後も地域と国有林を結ぶ場所での社会貢献活動を継続していきます。