林野庁中部森林管理局岐阜森林管理署(駒瀬勉署長)が管理する落合国有林の御嶽山登山口(小坂口)周辺はレクリエーションのために活用するエリヤとして「御岳自然休養林」に指定されており、登山や滝巡りなどの自然散策、源泉かけ流しの濁河温泉を楽しむため多くの方が訪れます。
また、休養林内には文部科学省指定のナショナルトレーニングセンター高地トレーニング強化拠点施設として指定された、高地トレーニング専門の宿泊施設「御嶽濁河高地トレーニングセンター」があります。
この高地トレーニングセンターは、原生林が広がる御嶽山の6合目に位置し標高1,700mの高所を活かして「御嶽パノラマグランド」や体育館のほか各種のトレーニングエリヤが整備されており、各種競技のトレーニングや健康づくりに利用されています。
施設近隣の原生林には林道を活用した往復5kmのロードコース「さわらだに林道コース」があり、名古屋造林素材生産事業協会下呂支部では例年、このロードコース沿いの草刈り、路面清掃などの社会貢献活動に取り組んでいます。
今年は、9月25日に会員20名が参加し、笹や雑草が伸びて見通しが悪くなり、ランニングや自然散策の支障となっているコース沿いの除草等の森林整備活動を行いました。
協会は引き続きホレストサポーターとして、濁河温泉を訪れる方やこの施設の利用者が自然休養林に親しめるよう、森林環境の保全・整備を通じ地域に貢献していく考えです。