■東京里山開拓団とは・・・
「里山」と「子ども」をつなぐボランティア活動です
この活動は、各種の子ども支援団体と荒れ放題の里山をつなぐことで、 都市近郊に自然の力で子どもたちがよりたくましく育つ環境づくりと放置された自然がより豊かな恵みをもたらすための里山整備を 一挙両得ですすめるボランティア活動です。
まだ始まったばかりの活動で、現在基盤づくりをしている段階です。基盤が出来ましたら毎月一回程度、児童養護施設の子どもたちとともに里山を開拓する予定です。自ら自然と関わり、自然の恵みをいただいて、知恵と工夫で活用するなかで生きる力や命の大切さなどを見出していけたらと思っています。(メンバー募集中です!) 詳しくはHPへ!
■里山開拓報告8月
本日、初参加にして初レポいたします、どんものです。
それでは早速いってみましょう!
【本日の気候】
晴れ
9時頃(気温30度/風速:東南東2m/ 湿度72%/降水量0)
12時頃(気温34度/風速:南3m/湿度60%/降水量0)
【参加者数】
9名(内、初参加は3名)
【本日の作業】
腐葉土プールの充実 ※メイン
樹液探し、頂上の整備
※今回はを優先させるため”開拓断念ルートの散策” は次回へ持ち越しとしました。
【タイムライン】
8:00 JR高尾駅北口集合
8:10 出発 →8:30「小足」下車
8:45 入山開始
最初に、リーダーマツさんから本日のタイムラインについて説明。下道さんのお子さんも初参加です!下道さんが消火用の水(大ペットボトル8本)をご用意くださいました。みんなで手分けして運びます。
9:05 第2広場到着
9:15 第1広場散策
今回も残念ながら、貯水タンクには水が溜まっていませんでした。タンクの上の木々が生い茂っているため、少し切り開く必要があるかもしれません。サツマイモは順調に生育している様子。何本か掘り起こされたような?跡がありましたが、土に戻してあげました。日当たりが良いところに植えたサツマイモのほうがよく葉を伸ばし根づいている様子でした。そして、細かい枝葉を積んで出来た、自然トランポリン!めちゃめちゃ楽しかったです…!!
9:30 腐葉土集め
いよいよ、本日のメイン作業に取り掛かります。二手にわかれて腐葉土を集めますが、前回よりちょっと落ちてる枯葉の量がボリュームダウンしているみたい。それでも布団袋4杯分かき集めました。前に集めた分とよく混ぜ合わせます。まだまだ”枯葉”という感じで、果たして時期までに腐葉土になるのだろうか?と思うのですが、これが間に合うそうです。どんな変化を見せるのか今から楽しみです!
10:30 おいしーいスイカタイム◎
前回に引き続き、またまた下道さんからスイカの差し入れをいただきました!のどの渇きもとまる、みずみずしいスイカ。みんなで美味しくいただきました^^ごちそうさまです。
11:00 樹液探しへ
鋭気を養ったところで、いざカブトムシを求めて樹液探しに出発!第1広場よりさらに奥まで足を進めました。カブトムシやクワガタは、クヌギやコナラの樹液に誘われて集まるそうですが、樹液ってどの木からも出ているんじゃないんですね…知りませんでした。よく知るメンバーによると、樹液が出るのは幹が傷ついているから、イメージで言うと血管が破れて出血しているような感じだとか。だから老いた木のほうが多いそうで、なるほど…わかりやすい!また、コナラとクヌギの見分け方は、幹の凹凸が少なく全体的にし白っぽいのがコナラ。クヌギは根元がコケに覆われていることが多くゴツゴツと深い溝があって、幹肌が黒っぽく見えるのだそうです。
11:45 お昼御飯&里山トーク
これから、この里山をどんな風に開拓をしていこうかとトークは弾みます。特に、山稼ぎとトイレについて話が集中しました。間伐材でY字のパチンコをつくってどんぐりを玉にして景品を打ち倒すとか、的を作るとか。輪投げも作れそうですね。トイレについては常設か仮設かでそれぞれメリットデメリットがあるのもわかりました。
12:40 第1陣下山
残ったメンバーで、第1広場にある間伐材を切り分けたり、かまど用の石を集めたりして、作業を進めました。締めはやっぱりトランポリン☆
13:15 第2陣下山
14:05 高尾駅にて解散
今回参加してみて、やってみたいと感じたことがいくつかありました。まずは「美山のマップ」づくりです。ぜひあったらいいなと思いました。距離や位置関係が初めて訪れる人にもわかりやすくなるだけでなく、どんな里山にしたいのかイメージをみなで書き出せればより具体的になってモチベーションもあがりそうです★あとは、畑をもっと充実させたいなぁと思いました。行きのバスでも少し話が出ていた「枝豆」の栽培は、来シーズンぜひチャレンジしてみたいです。あと、個人的には「藍」も育ててみたいです。育ったら藍染めして…これも山稼ぎでしょうか。それから、山にある素材で看板も作ってみたいです。”第一広場”とかの。もう想像が止まりません…実際に行ってみるといろいろ感じるものですね。まさに百聞は一見にしかず。百見は一行にしかず