1月27日(水)、墨田区「KFCホール」において、「企業の森づくりフェア2010」が開催されました。
フェアには、約198社・団体等の環境・CSR担当者を中心に、都道県などを合わせて約330人が参加し、企業の森づくりに関する活発な情報交換が行わ
れました。
(フェアの概要)
フェアの講演会場では、島田林野庁長官から、企業のCSR活動としての森づくりに期待する旨の挨拶、次いで、基調講演として松本光朗(独)森林総合研究所温暖化対応推進室長からCOP15での議論やREDDに関して、また、川廷昌弘(株)博報堂DYメディアパートナーズ環境コミュニケーション部長から、本年が「国際生物多様性年」であることなどを踏まえた持続可能な企業経営につながる森づくりに関してそれぞれ講演がありました。
また、事例報告として、日本たばこ産業(株)及びサミット(株)で行われている森づくり活動についての経緯や様子などの紹介があり、さらに、川廷氏をコーデ
ィネーターに迎え、両社の森づくり活動においてのポイントや今後の展開について、ディスカッションが行われました。
都道県等ブース展示会場では、都道県、国有林等が出展した30のブースで、参加された企業の担当者の方が出展者と活発な情報交換や森づくりの相談が行われました。
(今後の予定)
今後、福岡会場が2月26日(金)に「マリンメッセ福岡」にて、大阪会場が3月19日(金)に「大阪国際会議場」でも開催されますので、奮ってご参加下さい。
・・・「美しい森林づくりニュース〈NO.155〉」(2010/2/5)より転載