中部森林管理局(長野市:城土 裕局長)は長野・富山・岐阜・愛知の4県に所在する国有林を管轄し「日本の屋根」といわれる日本アルプスをはじめとした、脊梁山脈を擁しており、「木の交流」「水の交流」「人の交流」をキーワードとして国民視点での管理経営を目指して日々取り組んでおられます。
(社)名古屋林業土木協会(梅田 豊会長)では昨年”フォレスト・サポーターズ”として団体登録し、その多くが水源地域である国有林を主な活動場所として森林管理署(事務所)及び地域と連携して「美しい森林づくり推進国民運動」に取り組んできました。
このような中、新年のあいさつに会長及び副会長が中部森林管理局を訪れた際、城土局長から当協会が取り組んでいる”フォレスト・サポーターズ”活動について「推奨すべき取り組み」といった評価を頂くとともに「森林吸収源対策を国民運動として一層盛り上げるためにも更に会員の団体登録や個人登録に取り組んで頂きたい」といった話が出されました。
これを受け梅田会長からは、「国民の森林」である国有林と地域、そして当協会各支部が連携し、様々な”フォレスト・サポーターズ”活動を、名古屋事務所や各署(所)の理解と協力により取り組んでこれたことに謝意を表するとともに、「協会としても更に会員の団体登録について積極的に働きかけていきたい」とあいさつしました。
当協会では国有林と地域が連携した取り組みとして、本年6月に岐阜県で開催される「全国豊かな海づくり大会」のサテライト会場に向けた取り組みや10月に名古屋市で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の支援事業にも協力してきており、今年も”フォレスト・サポーターズ”活動として取り組むとともに、「美しい森林づくり推進国民運動」が更に国民的運動となるよう団体登録等についても取り組んでいく考えです。