みどりの月間(4月15日〜5月14日)のゴールデンウィーク前半、「旧・みどりの日」にあたる4月29日(昭和の日)に、平成17年度から始まり、今年で9回目となる「みどりのフェスティバル”13」が愛知県瀬戸市にある瀬戸国有林「定光寺自然休養林」において開催され、名古屋林業土木協会愛知支部(安藤勝啓支部長)を始め、当協会関係者も17名が催しに参加。フォレスト・サポーターズとして、フェスティバルの運営やウッドチッププランターの販売、グリーンウェイブ2013のPRなどに取り組みました。
この「みどりのフェスティバル」は広く地域の方々に森林とふれあっていただき、森づくりの輪を広げることを目的に、中部森林管理局名古屋事務所(山元康則所長)、愛知森林管理事務所(宮口裕之所長)の主催で開催されてきましたが、国有林野事業が一般会計化される中、瀬戸市を始め今までフェスティバルに協力してきた団体により実行委員会形式で運営することになり、世話人代表として土川哲夫(財)日本森林林業振興会名古屋支部長を選び、今まで以上に川下側の木材利用推進も大きな目的とするなど、リニューアルした形で準備を進め、開催当日を迎えました。
当日は、ゴールデンウィーク前半の中でも最も天候に恵まれ、地元瀬戸市を始め名古屋市などたくさんの地域から、約1,200人という多くの方々に参加頂き、新緑のさわやかな風が吹く自然休養林の中で、森林とのふれあいや、かんなくずプール(写真)、丸太切り、火おこし体験、マイ箸づくりなど木とのふれあいを楽しんで頂きました。
また、各ブースでは木工品販売や板などの超安値販売もあり、たくさんの方が買い求めていました(写真)
フェスティバル終了後には、山元康則 中部森林管理局次長(名古屋事務所長)から、「地域のみなさんのお役に立つことも国有林の大きな役割。その一環としてこのフェスティバルは大切」「来て頂いたたくさんの方々の笑顔が良かった」「来年またこの場所でみなさんと一緒に取り組みたいので協力を」と、来年に向け関係者にあいさつがありました。
なお、この催しにはNHKテレビや地元ケーブルテレビからも取材があり、NHKでは夕方と夜の2回にわたり東海地方向けのニュースで放映されるなど、広くPRがされました。