中津川市付知町にあるNPOつけちスポーツクラブ(曽我啓次 理事長)では、地域の交流、健康づくりと身近な自然や歴史を楽しみながら、ふるさと再発見などを目的にしたウォーキングを毎年実施されており、今年も東濃森林管理署(間島重道 署長)が管理し地域の貴重な自然財産でもある裏木曽国有林において「つけちウォーク2014」として開催され、名古屋林業土木協会付知支部(三尾秀和 支部長)ではこの催しを共催させて頂き、恒例の「トイレカー」の提供に協力しました。
当日は付知町内から国有林内の付知峡自然休養林「度合野営場」までマイクロバスで移動後、長野県境に位置する「白巣峠」までを、初心者コース(4km)、健脚者コース(7.5km)の二コースに別れ、スタッフを含め59名が初冬の青空の下、木曽ヒノキなど木の歴史と文化がいっぱいの同国有林内のウォーキングを楽しみました。
ウォーキングにあたり、中津川市教育委員会とともに後援団体として協力頂いた東濃森林管理署からは現地の案内に協力頂くとともに、間島重道署長さんからは古事の森の取り組みや、裏木曽国有林の歴史などお話しを伺うことができました。
「白巣峠」から少し横にそれた場所に「御嶽山」がよく見える場所があり、噴煙がいまも立ち上る御嶽山に向かい、9月27日の御嶽山噴火でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし全員で黙とうを捧げました。
この白巣峠は、江戸時代には御嶽山へ向かうたくさんの信者や行者が歩いた「木曽越古道」として賑わいもみせた峠であり、中津川市加子母や付知町と長野県王滝村の交流が盛んだったそうで、最近また交流が始まったことなどお話しを伺う中、全員で記念写真を写しました。(写真右上が御嶽山です)
また、岐阜県では来年秋に全国育樹祭が執り行われます。白巣峠でNPOつけちスポーツクラブの旗と全国育樹祭の幟をたてて全員で記念の写真を写しました。写真左後ろの白いボックスが「トイレカー」ですので紹介まで。