国土緑化推進機構と岐阜県が主催する第39回全国育樹祭は「手から手へ 豊かな緑で ぼくらの未来」を大会テーマに、平成27年10月11日(日)に揖斐郡揖斐川町にある「谷汲緑地公園」で開催されます。
岐阜県では「清流の国ぎふ憲章」を定め、豊かな森を源とする「清流」を通じて自然、歴史、文化を知り、するさとの宝ものを活かした創造、次世代への伝承に取り組まれており、当協会会員が取り組む森林の整備事業や木材の生産事業とも深いつながりがあることから、岐阜県が取り組む協賛金の募集に些少ではありますが協力をさせていただき、今般岐阜県庁 林政部長室において瀬上(せがみ)繁隆 林政部長から牧野義則会長に感謝状が贈呈されました。(写真)
岐阜県は育樹祭の気運を盛り上げるため、伊勢神宮の遷宮の際、御用材の御木曳行事に使用される奉曳車をイメージした台車に県内5地域で伐採された丸太を乗せ、リレー形式で丸太を運ぶ「100年の森づくりリレー」を企画され、そのキックオフとなる伐採式が4月27日に中津川市で行われましたが、当日は古田肇岐阜県知事が斧入れをした後、当協会の牧野義則会長が代表を務める「裏木曽三ツ伐り保存会」により伝統的な伐採方法である「三ツ緒伐り」で直径54cmのヒノキを伐採したことから、そのときの様子について話が弾み、「知事は斧を打ち込むときのコーンといった音、木が倒れるときのきしむ音が大変印象に残っておられた」といったお話しも伺うことが出来ました。
感謝状贈呈に先立ち育樹祭の推進事務局で水野正臣事務局長、荻巣雅俊事務局次長に牧野会長がご挨拶させていただき、中津川の伐採式が良い意味で他の地域への刺激となって各地で気運が盛り上がっているといったお話しを伺うことができ、知事の斧入れを紹介するパネルと一緒に水野事務局長と写真を写させて頂きました。
当協会では育樹祭当日の参加のほか、併催行事にも会員はもとより多くの方に参加を呼びかけて行くほか、機会あるごとにこういったPRにも取り組んでいくことにしています。
育樹祭の詳細は下欄のURLからご覧下さい。