名古屋林業土木協会富山支部(高平公輔支部長)では、昨年、富山森林管理署四ツ嶽誠次長より提案を受け実施した、富山県中新川郡上市町馬場島地内での歩道整備に今年も取り組みました。
当地域は、中部山岳国立公園に含まれる剱岳をはじめとする北アルプスへの登山口やキャンプ場があり、行楽シーズンには多くの観光客が訪れることから、森林浴を楽しむ人の安全確保を目的として歩道等の整備を実施しました。
当日は、富山森林管理署から6名、協会員10名が参加し、刈払機や鎌で歩道の草刈りを行い歩道幅を広げ、歩きやすくなるよう整備するとともに、通行時支障となる枝の枝打ちを主として実施しました。初めて実施した昨年度に比べると、草枝はそこまで生い茂ってはいませんでしたが、放っておくといずれ登山者の障害になる事は間違いないため、2年連続で実施できたことにより、更に安全な歩道へと整備ができたと感じられました。
今年度は新型コロナウイルスの感染状況によっては実施できない可能性もありましたが全会員が参加し実施できたことには大きな意味があったと考えます。
新型コロナウイルス感染症の流行で国内外が未曾有の危機に直面する厳しい時代ですが、今後も富山森林管理署にも助力を頂きながら活動して参ります。