林野庁中部森林管理局飛騨森林管理署(岐阜県高山市:牛尾 光署長)が管理する穂高国有林は奥飛騨温泉郷新穂高温泉や穂高岳、槍ヶ岳等が所在する国有林で治山工事等のため開設された右俣林道、左俣林道は北アルプスの岐阜県側登山口として主要なルートとなっており多くの入山者があります。
6月14日に名古屋造素協飛騨支部は8名で、本格的な夏山シーズンを前に右俣林道上や林道終点の白出沢から穂高平小屋の間の飛騨沢ルートの倒木を除去する登山道整備を行いました。
当日は、飛騨森林管理署職員の指導のもと環境省平湯管理官や槍平小屋管理人に立ち会って頂き、登山道上に倒れ込んで通行に苦労している直径が1メートル近いトウヒの倒木等を切断し除去する作業を、参加した会員は普段から仕事で使い慣れているチェンソーを駆使し慎重に行いました。
除去が難しく放置されていた倒木が整理されスムーズに通行出来るようなり、関係者からも感謝され意義のある活動となり、槍平小屋のホームページでも取り上げて頂きました。槍ヶ岳への最短ルート上の槍平小屋の今年の営業は7月11日からです。
協会は、今後とも地域・国有林と連携し、森林整備活動等の取り組みにフォレスト・サポーターズとして協力していく考えです。