名古屋林業土木協会は林野庁中部森林管理局が奨励する森林・林業社会貢献活動への取組として、毎年、地域と国有林が密接に関わる場所で社会貢献活動に取り組んでいます。東濃森林管理署(中津川市付知町:木島伸悟署長)管内で治山事業や林道事業などの請負事業に取り組む3支部では、今年も祝日の「山の日」
を前に名古屋造林生産事業協会東濃支部と連携し、岩村国有林に囲まれた日本三大山城の一つである「岩村城趾」と「薪能」の会場整備に取り組みました。
今年は、「全国第29回山城サミット恵那大会」が10月22・23日の両日岩村城と明智城をメイン会場として開催されることから「薪能」は10月に開催予定ですが、お盆にたくさんの方が訪れることからこの時期の草刈り等のボランティアは地元からも期待されており例年のとおり取り組みました。
当日は、開会式に三尾秀和付知支部長(名古屋協会会長)恵那市岩村振興事務所の小栗所長、東濃森林管理署岩村森林事務所の下島首席森林官からご挨拶をいただき、岩村城趾周辺の草刈り、駐車場からの雨水対策、国道から城趾までの市道沿の落葉等の除去、刈り払い、薪能舞台周辺の草刈りなどに協会員21人を含め総勢31名が参加しました。
作業中も、家族連れなど大勢の観光客が訪れ、安全に注意しながら作業を進め、観光客の皆さんからも「猛暑の中ご苦労様」など声をかけていただきました。
コロナ禍ですが、岩村城趾を訪れる人は減っていないとのことで人気の観光地となっています。協会は今後も地域と国有林を結ぶ場所での社会貢献活動を継続していきます。