エコプロダクツ2011レポート 国際森林年記念「企業の森づくりフェア2011〜生物多様性保全に貢献する森づくり・木づかい〜」

開催日:12月15日 15:00〜17:00

出演者:藤田香さん(日経BP環境経営フォーラム生物多様性プロデューサー)
    山村宣之さん(キリンビール CSR推進部 品質・環境室 主査)
    武田学さん(積水化学工業 CSR部 環境経営グループ)
    佐藤 英明さん(富士通 環境本部 グリーンフロンティア室 室長)

◆企業と森林との関わり方について紹介されました◆
日経BP環境経営フォーラムの藤田さんから、企業と森林との関わり方を7つ(森の保全と手入れ(入口) 国産材・認証材の利用(出口) 環境教育・セラピー 森を介して地方と交流・地域再生 資金メカニズム グリーン調達で負荷を低減 技術力を生かす)に大別して具体例とともにご紹介がありました。

◆企業からの事例報告とディスカッション◆
企業による事例報告に当たっては、水、森、木材、ITなどをキーワードに、本来の業務のためにも、あるいは本来の業務を活用して取り組んでいる生物多様性保全への取り組みが発表されました。
○キリンビール「水の恵みを守る活動」−他社とつながる「グリーンウェイブ」の展開−(キリンビール)
○生物多様性保全の観点から拡がる、全事業所参加型の「企業の森」(積水化学工業)
○富士通グループの植林活動とICTの活用(富士通)

ディスカッションは、〈これからの企業等による生物多様性保全に貢献する森づくり・木づかい〉をテーマに、植林等の意義付けの社内への図り方や、フィールド・地域への関わり方、間伐材等の活用方法等について意見交換がなされ、これからも継続して実施していくことや、本業で貢献していきたいことなどの意気込みが語られました。