国際森林年だった昨年。日本国内でも森林に関する様々な取り組みがなされ、多くの方が参加されました。
特に日本では、東日本大震災からの復興という視点も加わり、森林が地域再生や自然エネルギーなどに大きな役割を果たしていることへの理解や実践への取り組みが広がりつつあります。
こうしたなか、2月8日に、国際森林年をリードしてきた国連森林フォーラムが、森林の育成や林業の発展に貢献した「フォレスト・ヒーロー」6人を発表しました。
そのお一人が、宮城県気仙沼市でカキ養殖業を営み、NPO法人「森は海の恋人」の理事長の畠山重篤さんです。
畠山さんは、カキ養殖を通じて、きれいな海のために森から川・海へと繋がる流域の循環を取り戻すことが大切であることに着目し、20年以上に渡り森を育てる活動などを続けてこられました。
今回の表彰はこうした活動が評価されたもので、畠山さんの受章は、森が地域再生や自然の循環に果たす役割とそれを支える活動が大切であることを広め、フォレ・サポの活動にも勇気を与えてくださいました。
畠山さん、おめでとうございます!