フェアウッド・パートナーズは、昨年に引き続きエコプロダクツ2010に出展します(東京ビッグサイト、12月9日(木)〜11日(土)東展示場 小間番号:F-20)。今年は、「森林からはじまるエコライフ展」というテーマゾーンで、ほかのさまざまな“森”と関係ある団体・企業と一緒のスペースで展示します。
さらに、ディスプレイ大手、乃村工藝社との共同出展。「循環/Circulation」を形にした渦の木のオブジェを他の展示会で使用した床材をそのままリユースして製作。環境と社会に配慮した木材を全面に使い、洗練された展示空間をプロデュースします。
環境と社会に配慮した木材=フェアウッド(※)を知ってもらうことがコンセプト。ブースは、木の床、木の壁と、木の温かみが伝わる、居心地の良い空間。そこにフェアウッドなテーブルや椅子をちりばめます。森林農法のコーヒーを飲んで、一息ついていただける空間です。3人の木材のプロが講師として登場する、フェアウッドな木を使ったワークショップも実施します。木の良さを感じに、そして、フェアウッドについて知るためにぜひブースに遊びにきてください。
■展示の特徴
☆フェアウッド製品がいっぱい!
「フェアウッド・カフェ」ブースでは、森を壊さない“フェアウッド”な展示装飾と木製品がいたるところに使われています。住宅や店舗の解体廃材や、FSC認証材、グリーン購入法対応の合法木材、地域材を使った製品など、様々なフェアウッドの活用事例がご覧になれます。
☆間伐材床板リユース・オブジェ
まず最初に目に入るのは、巨大な木材のオブジェ。他の展示会で使われた、間伐材を生かした床板を再利用してつくりました。
☆パネルを使ってフェアウッドの取り組みの大切さを紹介
絵本を読むようなストーリー仕立てで、フェアウッドな木製品を選ぶことの大切さを伝えます。また、グリーン購入法の合法木材制度の説明や、企業の木材調達ガイドラインの取り組み事例も紹介し、ビジネスの中でのフェアウッド調達の実践を訴えます。
☆ディスプレイ業界最大手 乃村工藝社のフェアウッド応援宣言
このフェアウッド・カフェブースを共同で企画し、設計・施工を担当した(株)乃村工藝社は、商環境、博覧会・展示会等のイベント、博物館等の展示空間における集客環境づくりの調査・コンサルティング、企画・デザイン、設計、制作施工ならびに各種施設・イベントの活性化、運営管理等を主な業務としています。これらの事業活動を通して、多くの木材・木材製品を使用していることから、環境に配慮した木材製品を積極的に使用していくために、木材調達ガイドライン「フェアウッド応援宣言」を策定しました(2010年11月24日付)。このフェアウッド応援宣言の策定にあたっては、フェアウッド・パートナーズが支援を行いました。フェアウッド応援宣言も紹介します。
☆ワークショップ:カップソーサー作り&ペレットストーブで沸かした森のコーヒー
簡単な木工ワークショップも1日3回、各回限定10名で行います。3種類の異なるフェアウッド木材で、素敵なカップソーサーを仕上げます。3名の木材のプロが日替わりで木の扱い方を教えてくれます。参加者には、ペレットストーブで沸かしたお湯で淹れる森林農法のフェアトレードコーヒー“ハチドリのひとしずく”をご提供いたします。お作りいただいたカップソーサーはプレゼント。自分の手で仕上げたモノは愛着がわくことでしょう。ご自宅で、職場で、コーヒーカップのお供に、無垢の木の質感をお楽しみください!
☆くつろぎのカフェ
ワークショップに参加できなくても、大丈夫。(株)田原飲料とのコラボにより、カート缶タイプの“ハチドリのひとしずく”も試飲できます。広大なエコプロ会場に歩き疲れたら、フェアウッドなテーブル&チェアでおくつろぎください。木が持っている癒しの効果がきっと実感できるでしょう。

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