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■日時:2013年11月30日(土)13:30〜15:30
■場所:水元公園
■天候:快晴
■参加者:5名(男性3名/女性2名)
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■担当者より
澄み切った雲一つない秋空のもとに、東京都立水元公園でセルフケア体験会を開催しました。
水元公園は、葛飾区東金町にあり東京都が管理する公園です。広さは、92.2ha、ポプラ並木やメタセコイヤの森、ハンノキなど水辺に強い植物が水郷景観を作り出しとても開放感のある公園です。
金町駅のバスターミナルから水元公園行のシャトルバスに乗り、約十分ほどで水元大橋・噴水広場前につきます。この噴水広場合前が集合場所になりますが、皆さん時間通りに集ました。
公園の案内図を全員に渡して、自己紹介を兼ねて今日の予定を説明し出発しました。小合留の水郷風景を眺めながら少し歩いたところのメタセコイアの森で、聞香(香道で使われる言葉で、静かに心を落ち着かせて森の香りに心を傾けること)を行い、森の香りや、鳥や風の音、静かに目を開けて寝たまま空を眺めてもらうことで、下から眺めたメタセコイアの樹体と青空を視覚で感じるなど五感を感じてもらいました。
起き上がってから感想を聞くと、ポプラが真っ直ぐに空に突き刺さっていくようだとか、空の青さがより引き立ったように感じたという感想がありました。「ぼんやりの時間」(辰濃和男著:岩波新書)に、「心が解放されていくと、空は本来の空として見えてくるし、森の木々は本来の森の来の木々として見えてくる。・・・後略。」とあります。皆さん、心が解放されて本来の自然が見えたのでしょう。
しばらく開放的な小合留に沿って歩いた後、水元公園の象徴でもあるメタセコイアの森に入りました。生きた化石と言われるメタセコイアが約1,800本、都立公園では最大級だそうです。野鳥観察舎では、バードウォッチャーにデジスコのモニターでオオタカを見せていただきました。
静かな森で気功を行ったり、好きな花や色づいた葉っぱをみつけて万華鏡で覗いて不思議な世界を体験したり、広大な中央広場の芝生に座り込んで今日を振り返り終了しました。(山野)